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飲んだら寝るな

どうも、ダンナです。

昨日のヨメのブログをダンナの視点から。

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はっ!!

不意に目が覚めた。

どうやらどこかの駅に停車している。

駅名を見ると、み・か・わ・し・お・つ。

三河塩津!!

寝過ごした!やばい、閉まる!

ダッシュで降りる。

ふう。

あぶない、あぶない。

電車を見送り、とりあえず落ち着こう。

三河塩津っていうと、岡崎から3つ目か。

だいぶ寝過ごしたな。

けっこう飲んだし。

と、そこにヨメからの電話。

岡崎駅に迎えにきてもらっていたのだ。

口調からだいぶ怒りというかあきれた感が伝わってくる。

駅名と終電がないことをいうと見捨てられた。

タクシーで帰ると告げ、電話をきる。

しばし自分の情けなさにホームで反省。

とりあえず駅を出てタクシー乗り場をさがす。

あれ?

タクシー乗り場がない。

ていうか、なんにもない。

ほんと、なんにもない。

真っ暗だ。

すげえ寒いし。

やばいかも。

難民だ。

タクシーを求めて大通りへ出てみる。

少し車の行き来を眺めるが、タクシーはいない。

しかたなく、コンビニでタクシー会社の番号を教えてもらい来てもらうことに。

パニーニをかじりながら待つこと10分。

来た来た。

「どちらまでですか?」

「とりあえずJRの岡崎駅まで。」

「はい。」

タクシー乗るなんて何年ぶりだろ。

塩津から岡崎なんて、けっこう金額いくんじゃねえの。

めったに乗らないからメーターの動きが気になる。

そのうち車内の暖かさと、酒の酔いから

深い眠りに入ってしまった。

・・・・・・・

「お客さん。」

ん。

「お客さん。」

はっ。

「岡崎駅着きましたよ。」

「あ、ああ。すみません。」

メーターを見る。

5380円。

ば。

けっこういってた。

タクシーを利用したらそれぐらいは当たり前かもしれないが、

本来の電車賃320円を考えるとひどい。

「この先どうやっていきますか?」

その時、オレの中で緊急制御がかかった。

まずい。お金はあるが、

これ以上いったら何かまずい。

5000円っていうのがオレのボーダーだったらしい。

「ここで降ります。」

一万円だしたら、幸いおつりがなかったらしく380円はまけてくれた。

少しでも助かった、助かった。

さて、

降りたはいいがまだ家まで歩いて20分はある。

しかもすげえ寒い。

難民。

難民復活だ。

しかたない、がんばって歩くか。

はじめのうちは酔いさましに丁度いいや、なんて思っていた。

でも、歩くうちにだんだんと気持ちがなえてきた。

寒い寒い。

尋常じゃない、この寒さ。

なんで家までタクシー乗らなかった。

なんでケチった。

なんで電車を寝過ごした。

なんで起きていられなかった。

反省することばかりだ。

息が荒くなってきた。

ほとんど競歩だ。

あいかわらず寒い。

オレこのまま死ぬかも。

泣きそうだ。

ヒッヒッフー。

ヒッヒッフー。

自然にそんな息づかいになっていた。

そんな極限のなか自宅が見えてきた。

それはもう嬉しくてしかたがなかった。

胸が高鳴る。

あともう少し。

階段を駆け上がる。

自然と笑顔だ。

もう寝過ごしません。

もうヨメに迷惑かけません。

勢いよく玄関を開ける。

「ただいまー!」

この日、オレは心のこもった「ごめんなさい」を言った。

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